頭痛の知識、薬に頼らない好ましい対策

頭痛の頻度が多い、少ない…痛みまで頭痛による個人差はあれ、誰もが頭痛は避けたいもの。
薬に頼るだけではなく、日頃のライフスタイルなどを改善、知識を身につけ、事前に頭痛を誘発させないように努めましょう。

■主な頭痛の原因

• ストレス(精神的、身体的)
• 睡眠(睡眠不足や過剰睡眠)
• 食物
• 女性ホルモンの変化(特に月経中)
• 騒音、人ごみ
• 病気によって(脳に限らず、眼の病気が原因ということもあり)

■予防や改善のために

[生活]
・ゆとりある生活スケジュールで心身のストレスを上手にコントロールしましょう。またストレスは片頭痛の有力な誘因。そしてストレス最中よりも、ストレス開放された際におこる週末頭痛が典型的ケースです。

[食事]
・人によってチョコレート、赤ワイン等で頭痛を誘発させることがあります。その他にも…柑橘類、チーズ、ナッツ類など。

[その他]
・長時間の不自然な姿勢な避ける。
・筋肉をリラックスさせましょう。そして同じ姿勢は避け、一日に何回か体をほぐすようにすることが大切。

■頭痛を軽減させるために(内容別)

[片頭痛の症状]
片側、両側の頭がズキズキと脈打つように痛む。

• 片頭痛が出たら、一眠りすることによって軽くなることがあります。
• 片頭痛の場合にはこめかみ、ひたいに冷たいタオルをあてると痛みがやわらぐこともあります。

[緊張型頭痛の症状]
頭を締め付けられるような圧迫性の痛みが持続する。

• 精神的、身体的なストレスによって頭痛になる方は入浴によって頭痛が軽くなることがあります。
• 温めて緊張した筋肉をほぐすことで痛みがやわらぐことがあります。

■注意

重大な脳の病気である可能性もありますので、経験したことのない痛みや激しい痛みが持続されている場合等には病院行って受診と検査されることをおすすめします。
参考までに以下の症状を参考にしてみてください。

(1)突然で強烈な痛み(殴られたような)
(2)ぼんやりしている
(3)ものが2重に見える、視力が低下する
(4)手足が動きにくい、舌がもつれる
(5)嘔吐

【参考資料】
セルフメディケーションのすすめ(頭痛)