長野県が平均寿命1位の理由に迫る！そこで分かった県民の特性とは？

2013年5月現在で平均寿命が1位の都道府県は男女ともに長野県です。
以前までは女性に関しては沖縄の人が長生きという世間のイメージがありました。

なぜ全国47都道府県ある中で長野県が男女ともに平均寿命1位をとることができたのか。
非常に疑問なところです。
そこについて解説していきたいと思います。

■真面目な県民性で野菜摂取や減塩に努めた

長野県は全国的に見ても非常に真面目な県民が多いそうです。
ルーツは昔にあります。

その昔、子どもたちが勉強する寺子屋というものが存在しました。
いわゆる、読み・書き・そろばんと呼ばれいるものです。

その寺子屋の数が全国で1番多いのが長野県だったそうです。
つまり真面目に勉強した人が多いということです。

現在でもその真面目なDNAは受け継がれています。

それを裏付ける証拠があります。

長野県民のほとんどは県民歌を歌えるそうです。
県民歌とは字の通り県の歌です。

県民歌を歌える人なんて他県民ではほとんどいませんよ。
というか県民歌があること自体知らない人もいそうです。

でも長野県民は歌えることが当たり前のようです。
そういったところから真面目な人が多いと言われているんでしょうね。

その真面目な性格が平均寿命を長くしているのです。
つまりどういうことか。

真面目だから人の話をよく聞きます。
長生きするために必要な要素である、「野菜をたくさん摂取する」、「塩分は控えめに」という教えを忠実に守っていることが結果として平均寿命1位という形で表れているのです。

■この県民性は真似できない？

他県も平均寿命を上げたいのであれば、長野県のマネをすればいいのです。
しかし、この県民性を真似できるでしょうか？

下記に書くのはあくまで一例です。

たとえば、太った人がいるとします。
その人は野菜はほとんど摂取せず、肉や唐揚げなどの油物ばかり食べているとしましょう。

その人に、「太るから油物を減らして野菜をたくさん食べるようにしましょう」と言ったところでその人は言うことを聞くと思いますか？
聞く人もいるでしょうが、聞かない人が多いでしょう。
聞かないから太っているわけですから。

長野県民全員が真面目で忠実に教えを守る人だとは言えませんが、少なくて他県よりもそういう人が多いからこういう結果に結びついているんでしょうね。

今回は平均寿命を県民性で紐解いていきましたが、それぞれ自分が住んでいる県民性というものがあると思います。
その良さを活かして生活できたらいいですね。