昔ながらの障子張り替え方法(アイロン障子紙の不使用)

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昔ながらの障子張り替え方法(アイロン障子紙の不使用)

今では便利で楽なアイロン障子紙がありますが、今回の知恵は糊(のり)を使用した昔ながらの障子張り替え方法をご紹介いたします。
そして昔ながらということで糊の手作り方法も同時にご紹介いたします。

 

のり作りで用意する物

 

  • 小麦粉
  • お鍋

 

張り替えで用意する物

 

  • カッター
  • 刷毛(はけ)
  • 定規
  • 霧吹き(水)

 

※必要に応じてセロハンテープ。仮固定用として使う場合に便利です。

 

障子張り替え作業の一連の流れと方法

 

(1)
古い障子紙を剥がします。この剥がし作業ではお風呂場で“お湯”を使って行うと簡単に剥がしやすくなります。
全体的にお湯で湿らせた後、上から下へ向かって剥がしていくのがコツとなります。

 

(2)
キレイに剥がし終えた後、十分に乾かしましょう。

 

(3)
乾かしたら、今度は糊作り。市販の糊を使う場合は(5)まで飛んでお読みください。

 

(4)
鍋の中に必要な分の小麦粉を入れて水を入れます。鍋を熱していき、小麦粉と水分の調節をしていきましょう。
かき混ぜながら、なめらかになるまでかき混ぜましょう。これで手作り糊の完成です。

 

(5)
糊を枠全体に塗っていきます。この時刷毛(はけ)を使って素早く伸ばしていきましょう。
塗っている間に乾いてしまうので素早く全体にまんべんなく伸ばすのがコツ。

 

(6)
上から下に向かって障子紙を伸ばしていきましょう。はみ出た余分な部分は、張り終えた後にカーター&定規を使ってカットしていきます。

 

(7)
水を入れた霧吹きを使って、障子紙全体に吹いていきましょう。仕上がりがピンッとして張りが良くなります。
これで張り替え作業の一連の流れは完了となります。

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