天下り行政書士に注意せよ!良い行政書士の見極め・選び方

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天下り行政書士に注意せよ!良い行政書士の見極め・選び方

以前「弁護士バッチで良い弁護士を見極める」といった知恵をご紹介しましたが、今回は良い行政書士の見極め方・選び方をご紹介したいと思います。

 

実は行政書士なら全て専門知識を持った方がいるとは言えないんです。その理由は試験に合格せずとも、幅広く専門知識がない者でも行政書士になれるからである。
具体的に言えば天下りで行政書士になれちゃうことなんですよね。

 

行政書士試験で受かった人が身に着けている基本的な知識

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 一般知識
  • 基礎法学

大まかに分けると上記のような知識をある程度有しております。

 

天下り行政書士の場合

国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び特定独立行政法人、又は特定地方独立行政法人の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して20年以上になる者。

 

行政書士法第2条6項より ※一部省略あり


という訳で上記で記載した憲法〜基礎法学までの知識がなくとも行政書士になれちゃうわけです。
※例えば行政事務に担当していたと判断されれば、警察官でも行政書士になれる。そんな方が遺言書作成や、遺産分割協議書、許認可の書類作成…等の業務を行っているのも現状です。

 

当サイトではこういった行政書士のことを天下り行政書士と呼ばせていただいております。

 

見極め方・選び方

 

見極めるのは難しいと思いますが、ホームページのお問い合わせなどがありましたら、行政書士試験に合格なされておりますか?と質問するのも良いかもしれませんね。
また昨今ではブログをお持ちの行政書士さんもたくさんいるので、コメントをして質問してみるのも手です。

 

全ての天下り行政書士が無知とは言い難いものがありますが、国家試験の勉強に励んだ行政書士さんと天下り行政書士さんではあきらかな知識の差があるのは間違いないでしょう。
そんな無知な天下り行政書士にはお気を付けください。

 

※この記事は2013/06/16現在の情報ですので、法令改正を反映していない場合があります。

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