食事療法の疑問とその答え

■Q，お酒や甘いものをやめずに痩せる方法はあるか？
A，アルコール類や甘いものは、主治医や管理栄養士と相談して量や頻度などのルールを決めましょう。
記録をつけて実際の量を客観的に把握し、そこから実際にどのくらい減らすことが可能かなど、自分自身でコントロールをすることが望ましいといえます。

■Q，果物を食べると太るのか？
A，「果物＝食べると太る」ということではありません。
何を食べるにしても全体的な量やタイミング、その他の食物や栄養との割合などいろいろな条件が重なって肥満は起こります。
果物も、ビタミンや食物繊維が豊富です。
1日にとりたい果物の量はバナナなら1本、リンゴなら大きめなものを1/2個くらいです。
できれば、朝か昼または間食でとりたいものです。

■Q，エネルギーが抑えられる調理法のポイントは？
A，料理の前に素材の選び方も大切です。
肉の場合、脂肪のすくない部位(赤身や皮なし)、魚介類は脂肪を多く含まない種類のものを選びましょう。
調理法は、焼いて脂肪を落としたり、茹でる、蒸すなど油を使わない調理法で行いましょう。
揚げ物をするとき、衣は薄い方が低エネルギーになります。
また、パン粉は生より乾燥したものを使うと吸油量が少ないので低エネルギーです。