応急措置(アイシング)の方法と知恵

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応急措置(アイシング)の方法と知恵

アイシングとは
氷や冷水で体を冷却し、筋肉のコンディションや障害予防に役立てようとするもの。それが「アイシング」である。

 

ケガをした時のアイシング方法(RICE)
アイシングはスポーツ障害の初期対応の手順の「RICE」の中に取り入れられている。「RICE」とはスポーツ障害から早期回復するための応急措置である。初期対応の手順の頭文字を取って「RICE」と呼ばれる。「RICE」は以下の順番である。

 

(1)R→Rest(安静にする)
ケガをしたら動かさないで、安静にする。
軽い突き指でもむやみに指を引っ張ることは症状を悪化させる原因にもなるのでしない。捻挫も同様に動かさない。必要に応じて包帯やテープなどで患部が動かないように固定する。

 

(2)I→Icing(冷却する)
痛めた部分を氷で冷やす。治癒の過程で腫れは必要なものだが、皮下内での出血が広がりすぎると逆に治癒を遅らすことになる。そのため、アイシングにより血管を収縮させ損傷している組織内での内出血をある程度抑制し、回復を早めることにつながる。
ただし、氷を使うことが原則。必ず溶けかかった氷で冷やすことを心がける。

 

(3)C→Compression(圧迫する)
患部を包帯やテープで圧迫し、組織内の内出血を最小限に抑える。ケガの程度にもよるが、傷害の急性期において腫れが見られるときは、速やかに圧迫し、アイシングと同様に治癒を早めることになる。

 

(4)E→Eieation(患部を心臓より高く上げる)
ケガした部分を心臓よりも高く保持することで、患部のうっ血を防ぐために行う。

 

これらの処置を傷害の程度、部分によっても異なるが、冷やしすぎに注意しながら反復して行う。
応急措置を行い、その後速やかに医療機関で処置、治癒を行う。日常生活に支障がない程度の場合でもケガ直後にはアイシングを行い、40〜60分の感覚で繰り返すと回復を助けることとなる。
痛みが続き、炎症が起きてる場合は、ケガ後の1〜2日程度は、繰り返して行うことも効果的である。

 

アイシングにおける注意点
・患部をむやみに動かさないようにする。
・冷やしすぎて凍傷にならないようにする。

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