感染性胃腸炎の予防と対策

1.手洗いをする
(1)流水で汚れを落とし、石けんを使って十分に擦り洗いをする。
(2)手を拭くタオルは共用せず、ペーパータオルか個人用のタオルを使う。
(3)水道の蛇口は洗う前の手で触れているので、手と一緒に洗うか、ペーパータオルで蛇口を締め、手を再び汚さないようにする。

・手洗いにかける必要な時間

・手の洗い方
(1)手のひらを合わせてこする。
(2)手の甲をよくのばして洗う。
(3)指先・爪の間をこする。
(4)指の間をよく洗う。
(5)親指をねじり洗いをする。
(6)手首も忘れずに。

※手洗いだけでなく、うがいもしっかり行いましょう。風邪やインフルエンザなどのウイルス感染予防にも有効です。

2.料理はできる限り加熱をする
ウィルスは熱に弱いものが多いため、85℃で1分以上の加熱をすると感染を防げます。

3.汚物の処理に気をつける
感染力が強いため処理する際はマスクを着用し、窓を開ける等の換気をする。糞便や嘔吐物が付着した衣類等は、塩素系の漂白剤(ハイターなど)を希釈して使用すると効果的です。拭き取りに使った布やペーパータオルはビニール袋等に入れ、密閉してから廃棄する。又、速やかに処理し乾燥させないことも大切です。