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お正月の買い物に行く前に知っておきたい食の知恵21個
お正月前のスーパーはとても繁盛していますね。スーパーの店員さんも忙しいため、何か分からないことがあっても、親切で丁寧な完璧な対応を店員さんに求めるのはなかなか難しいものです。
そこでスーパーの店員に聞いた「お正月の期間によくある質問=あまり知らない人が多い」お客からよく質問されるQ&Aのまとめをご紹介します。
作ることがあまりないおせち料理等だからこそ質問が多いのだと思いますが、事前にある程度の知識があればより早く、失敗なく買い物をできると思いますので、是非ご参考ください。
■(1)お汁粉には小豆と大納言小豆とどちらが良いか?
小豆(だいず)には灰汁と風味があり、味が濃い。
■(2)ぜんざいには小豆大納言小豆とどちらが良いか?
ぜんざいは粒が主役。粒の大きい大納言の方が良い。軽い風味でおいしい。
■(3)小豆と大納言はどう違うのか?
豆の種類が違う。大納言の方がアクが少なく、あっさりして上品な味がする。
■(4)丹波の黒豆と光黒大豆と、粒の違いでどう味が違うのか?
丹波黒豆は菜豆風味(ソフト)、光黒豆は大豆風味。
■(5)黒豆の煮方、しわが入らないように旨く煮るにはどうしたら良いか?
先ず、豆のほこりが落ちる程度に水洗いし水に浸けておきます。(約1時間、色が少し出る程度)
水を替えずにそのまま煮る。しわが入らないようにするには豆が空気に触れないように、小まめに水を足し、落し蓋をします。
■(6)光黒大豆はなぜ光っているのか?
黒大豆の表面に薄皮が付きやすく、その皮を落とすために磨きをかけています。しかし最近は品種が変わり皮がむけやすいので、磨きをかけなくなっている。
■(7)黒豆を煮るのに釘を入れると良い?
釘は鉄釘で錆びた釘が良い。釘の鉄分で豆の色が黒くなる。
■(8)豆を早く煮るには重曹を入れると良い?
新豆には必要ない。新豆には水分が十分あるので、すぐ煮えます。ただし梅雨を越すと、必要となることもあり。
ヒネの豆の場合は必要となる。
新豆とヒネ豆を一緒に煮ると煮えムラができる。
■(9)煮豆を作るのですが、大豆や黒豆には砂糖は適量か?
同量が適量ですが、好みで増減と調節してください。
■(10)豆きんとんを作りたいのですが、どれで作るのですか?
大福豆で作りますが、練じょうにするには、さらしあん白を足します。
■(11)糸寒天はどのように使うのか?
棒(角)寒天と同じですが、強度が強いので、硬い羊かんやところ天などが出来る。また、水洗いをしてサラダにも最適。
■(12)餅とり粉がない場合代用できるものは?
中身はコンスターチですので、市販のコンスターチで代用可能。
■(13)5キロの餅をつく場合、餅とり粉はどの位必要か?
もち米5キロに対して200g位を目安に。
■(14)早煮用昆布で昆布巻きをしたら早くできるのか?
蒸してある昆布ですから、昆布巻きにするととけてしまう。
■(15)昆布巻き用昆布はどれが良いか?
一般的には日高昆布ですが、用途により羅臼昆布(らうすこんぶ)や真昆布を使う。
■(16)煮干で田作りの代用がなるのか?
原料は同じ片口いわしですが、田作りは生のまま干した物、煮干しは一度湯でて干したものです。煮干しでは身崩れしますし、縁起も悪い。
■(17)田作りでだしは取れますか?
田作りは生干しですので、だしは出ません。生臭いです。
■(18)年寄り(ご年配)に餅を食べさせたいが、喉に詰まらせるのが心配。
白玉粉で餅を作ると喉の通りがよく、おすすめ。
■(19)栗きんとんに色づけしたいが、何ですれば良いのか?
くちなしの実。小皿に実をつぶして水に浸けて置くとオレンジ色がでる。使用する時は黄色に染まる。また最近では色が出せるティーパック入りも売られている。
■(20)おせち料理の中に里芋を入れるのですが、グレーに変色しています。
生の里芋を皮むきし、焼ミョウバン水に浸けておくと白さが煮ても保たれる。しかし少し硬くなります。
■(21)うぐいすきな粉と普通のきな粉とどう違う?
原料が違います。うぐいすきな粉は青大豆か金神大豆が主です。普通のきな粉は一般の黄大豆です。
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